トイレの「大」と「小」1回あたりの水道代はそれぞれいくら?
間違った節水に注意! 「大」「小」を使い分ける方法
基本的に「大」は大便用洗浄、「小」は小便用洗浄で、大便をしたときは「大」で流し、小便をしたら「小」で流すことが正しい使い分け方です。 しかし中には、節水のために「小」だけを使う人もいるようです。節水や水道代の節約の観点から効果があるように見えますが、間違った使い方でトラブルになる場合もあります。 例えば大便時に「小」を使うと、十分な水量がないため便器が詰まってしまう可能性があります。小便時でも、トイレットペーパーを一緒に流す場合は、量によって便器や排水管内で詰まるおそれがあるため注意が必要です。 小便時では、使用したトイレットペーパーの量で「大」「小」を使い分けられます。目安としては、トイレットペーパーの使用量が約2メートル以下の場合は「小」、それ以上の場合は「大」を使います。 大便時でも、便器が詰まらないように、トイレットペーパーは5メートルを超えないようにしましょう。またトイレットペーパーの紙質によっては、便器が詰まりやすくなる点にも注意が必要です。
1回あたりの水道代は「大」0.912円~1.92円、「小」0.72円~1.44円
トイレを流す際の1回あたりの水道代は、「大」0.912円~1.92円、「小」0.72円~1.44円ほどです。 メーカーや製品によって洗浄に必要な水量は異なるため、確認するといいでしょう。基本的に「大」は大便用洗浄、「小」は小便用洗浄ですから、便器や排水管の詰まりを防止するためにも、正しく使い分けるようにしましょう。 古いトイレの場合は、洗浄水量が最新の節水型の数倍になることもあるため、トイレの買い替えを検討されるタイミングでは節水機能にも着目してみるといいかもしれません。 出典 東京都水道局 よくある質問 節水について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部