「気になってます」「またぜひ会いたいです」“初対面で熱烈アタック”から1年足らずで入籍 城達哉さん&水口真由さんの結婚ウラ話
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。 【写真をみる】華やかなドレス姿で雰囲気がらり! 水口真由さんの職業は“ピアニスト” そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。 今回登場していただくのは、バイオリニストの城(しろ)達哉さん(35)とピアニストの水口真由さん(30)。 ***
初対面で互いに好意
出会いから11カ月で新居購入! 遠距離を乗り越え、8月17日に入籍したのは、城達哉さんと水口真由さんだ。 2023年9月、北海道積丹町と札幌市の学校で演奏会を行った8人の小編成アンサンブル。そのメンバーとして二人は初めて会った。こうした編成では管弦楽器の奏者が並び、ピアノは“輪の外”に置かれがち。だが、真由さんのピアノと位置の近かった達哉さんが、何かと話しかけてくれた。「気にしてくれるなんて優しいな」。真由さんが好印象を抱いたのも無理はない。 積丹から札幌へはワゴン車に全メンバーが乗り込んでの移動。席が前後になった二人は車内でも話が弾む。真由さんは札幌で最後の演奏会を控えた前夜、「お疲れさまでした。また一緒にやりたいですね」とLINE。達哉さんに好意を抱いていたからだが、「そのときは照れ隠しで、他の既婚の男性メンバーにも同じLINEをしてたんです」。 達哉さんの側は社交辞令と受け取り、いずれは仲が「発展するといいな」と思いつつ、札幌在住の彼女に「北海道に来ることあったら連絡します」と送信。真由さんは「ちょっと(達哉さんが)気になってます」「またぜひ会いたいです」と熱烈に返したのだった。
わずか2時間の逢瀬のために
1週間後、東京から仕事で岩見沢市を訪れた達哉さん。片道1時間かけて札幌の彼女に会いに行った。わずか2時間の逢瀬のために。 その後、互いの気持ちが高まる中、真由さんはしびれを切らし、「今、気になってる人とかいるんですか?」と直球LINE。「(真由さんのことが)気になってるけど、そんなストレートに聞く?」と達哉さん。翌10月、真由さんがレッスンで東京を訪れた際、お台場で初デートし、「(真由さんが)思っている以上に好きだよ」と達哉さんが伝え、めでたく交際スタートと相成った。 翌日、達哉さんは真由さんを羽田空港まで送りがてら、「遠距離(恋愛)になるけど大丈夫?」と聞いた。彼女が思い返すには「本格的に男性とお付き合いしたことがなかったので、電話しているだけでも楽しくて、そういう人がいてくれることのほうがうれしかった」。 今年3月には沖縄の石垣島と竹富島へ。東京から一緒に飛行機で飛んだが、真由さんいわく「空港はいつもお別れの場だったので、一緒に飛行機に乗れるだけでもうれしかった」。