NHK、民放と地上波中継局を共同利用へ…1億円出資で今月中に子会社設立
NHKと民放が全国各地の地上波中継局を共同で保守管理・利用することを目指し、NHKは3日、その準備会社となる子会社に出資することを発表した。総務相の認可などを経て、12月中に設立する予定。 【表】一目でわかる…過去20年間に発覚したNHKの主な不祥事・不適切演出など
地方の人口減などにより、民放の中継局維持が難しくなる中、改正放送法でNHKの協力義務を強化。今回、NHKが1億円を出資して子会社を設立し、増資や民放からの出資を経て将来的に共同利用の運営会社にすることを想定している。まずは更新時期を迎えた小規模中継局や、より小さいミニサテライト局が対象で、来年末をめどに事業を本格化する。