QuizKnock山本祥彰とママタルト（撮影：澤田詩園）

実はかなりのお笑い好きで、日頃から大喜利の動画を観たり、自身も企画で大喜利に取り組んでいるQuizKnockの山本祥彰。やればやるほど、その奥深さを体感する大喜利をもっと知りたいということで、今回は大喜利ライブでも活躍するママタルトと対談を実施。 【関連】ママタルトが絶賛！大喜利の絶対王者による早すぎる回答 クイズと大喜利の共通点を考えながら、“大喜利”においての正解をたっぷりと語り合う。

大鶴肥満を待ちながら

大鶴を待つ山本（左）と檜原（右）

──肥満さんが間違えて別のスタジオに向かってしまったようなので、先におふたりで始めていただけたらと思います。 檜原洋平（以下、檜原）　ママタルトの檜原と申します。よろしくお願いします。（電話が鳴る）あ、すみません大鶴肥満から。……ええと、そう、交差点の信号越えてもらって。スタッフさんが立ってくれてる。……あ、出会った？　今出会ったみたいです。ほんとすみません。 山本祥彰（以下、山本）　（笑）。いやいや、出会えてよかった。僕、実は大喜利すごく好きで。おふたりの大喜利もめちゃくちゃ見てます。 檜原　ありがとうございます。大喜利は何きっかけで好きになったんですか？ 山本　実は芸人をやってる友達がいて。その友達が出てる大喜利の動画を観始めたのがきっかけですね。『大喜る人たち』とかもほぼ全部観てます。早稲田大学のクイズ研究会の同期だった、大久保八億ってやつなんですけど……。 檜原　えー！　そうだったんですか。僕、2年ぐらい八億と一緒に住んでましたよ。そんな共通点があったとは。

山本　僕、大喜利とクイズってわりと似てる部分があると思ってるんです。ちょうどいい“あるある”を攻めると評判がいいのかなって。クイズの場合、「日本一高い山はなんでしょう？」という問題は、誰でも答えがわかってしまうからおもしろくない。でも、それを「日本一低い山」にしてみたり、少しだけ真ん中からずらすといい問題と評価されることが多い気がするんですよね。……あ！　肥満さんだ。 大鶴肥満（以下、大鶴）　すみません！　遅くなりました！　申し訳ない。すぐに着替えます。申し訳ない、申し訳ない……。（走って控室に入っていく） 檜原　ええと、（山村）喜三太でしたっけ？ 山本　そうです、そうです！　一度、「『忍たま乱太郎』のキャラクター・喜三太が飼っているものは何？」って問題を出したらすごく評判がよくて。たしかにクイズで聞かれたことはないけど、よくよく考えてみると思い出せるというか。 大鶴　（着替えながら）はいはいはい、たしかに。ナメクジから話を広げることもできますしね。 檜原　すごいな。もう参加してくれるんや。 大鶴　大鶴肥満です。本当に申し訳ございませんでした。 山本　（笑）。いえいえ、QuizKnockの山本です。今日はお願いします。