【台風情報】台風21号さらに発達「猛烈な勢力」で沖縄の南へ「温帯低気圧」に変わっても警報級の大雨のおそれ 3連休雨と風のシミュレーション(30日午前)
大型で非常に強い台風21号はフィリピンの東を時速10キロで西北西へ進んでいます。中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。今後はさらに発達し「猛烈な」勢力で沖縄の南から台湾付近へ進む見込みです。沖縄地方では11月1日にかけて、非常に強い風が吹いて、大しけとなり、31日は猛烈なしけとなる所があるでしょう。(2024年10月30日午前) 【画像付きで読む】30日~3日までの雨と風のシミュレーション その後は進路を東に変え本州方面に進む予想ですが、台風は東シナ海で秋雨前線に取り込まれて「温帯低気圧」になる予想です。「温帯低気圧」は、冷たい空気と暖かい空気の温度差がエネルギーとなる低気圧です。 台風とはエネルギー源が異なりますが、「温帯低気圧」に変わってから発達することもあります。今回は「温帯低気圧」に変わっても、秋雨前線や台風由来の暖かく湿った空気の影響を受けて、四国や九州、また北陸で警報級の大雨になるおそれがあります。 [波の予想] ■30日に予想される波の高さ 沖縄地方 7メートル うねりを伴う ■31日に予想される波の高さ 沖縄地方 9メートル うねりを伴う ■11月1日に予想される波の高さ 沖縄地方 7メートル うねりを伴う [風の予想] ■30日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 沖縄地方 20メートル (30メートル) ■31日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 沖縄地方 25メートル (35メートル) ■11月1日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 沖縄地方 20メートル (30メートル) ■台風21号の現在地と予想進路 【台風21号(コンレイ)】10月30日09時45分発表 ■30日09時の実況 種別 台風 大きさ 大型 強さ 非常に強い 存在地域 フィリピンの東 進行方向、速さ 西北西 10 km/h (6 kt) 中心気圧 925 hPa 中心付近の最大風速 50 m/s (100 kt) 最大瞬間風速 70 m/s (140 kt) 25m/s以上の暴風域 全域 220 km (120 NM) 15m/s以上の強風域 全域 600 km (325 NM)