【新築マンションモデルルーム探訪記】横浜で見つけた、光あふれるリビング・ダイニングとカスタマイズできる間取り
そのほか室内に柱を出さないアウトポール工法(躯体の柱をバルコニー側にせり出す工法。アウトフレーム工法と同義)や天井をすっきり見せる内蔵梁(戸境壁のなかに収める梁)を採用し、家具などをレイアウトしやすい空間に設計されている。
対面式のキッチンは天板に天然水晶と樹脂などからなる人造石を採用し、ガラストップコンロや食器洗い乾燥機、浄水器一体型シャワー水栓も標準仕様。吊戸棚はレンジフード横のみとすることでシンク上の空間をすっきりした設えに。リビング・ダイニングとキッチンの空間を一体化することで広々とした印象を与えている。キッチン収納はシンク前のドアポケットを包丁差しにしたり、調理カウンターとコンロの間にボトルラックを設けたりと使いやすさにこだわった仕様だ。
ライフスタイルに合わせて間取りをつくるオリジナリティ
「クレヴィア横浜沢渡」の最も大きな特徴が「TSUKURIE」という間取りをカスタマイズできるシステムだ。見学したモデルルーム(Eタイプ)のように住戸プランが複数用意されているうえ、間取りを自由に変更できる。多くのマンションデベロッパーで「メニュープラン」と呼ばれるものだが、「TSUKURIE」ではその選択肢が驚くほど多い。 どのようなシステムかというと、住戸内のリビング・ダイニングや個室、収納スペースなどをユニットに分け、さまざまなバリエーションの各ユニットを組み合わせることで、自分好みの間取りをつくれるという仕組みだ。例えば収納スペースをウォークインクローゼット+納戸のユニットにするか、大きなファミリークロークのユニットにするかを選択できる(選べるバリエーションはさらに多い)。リビングに面した個室も和室にしたりカウンターデスクを備え付けたり、いっそリビングの拡張空間にして部屋数を減らすといったことも自由にカスタマイズできるのだ。各ユニットのセレクトはPC画面で行うので、視覚的にわかりやすく何度でも納得がいくまでシミュレートできる。