凛々しさマシマシ!ルノー新型「キャプチャー」欧州で登場 全長4.2mのコンパクトSUVがマイナーチェンジでどう変わった?
ルノーのデザイン責任者ジル・ヴィダル氏による新たなエクステリア
仏ルノーは2024年5月29日、同年4月にマイナーチェンジしたコンパクトSUV「Captur(キャプチャー)」の国際試乗会を開催しました。 【画像】「えっ…これが!?」 新しくなったルノー「キャプチャー」です(34枚)
キャプチャーは2013年に初代モデルが登場したBセグメント・コンパクトSUVです。日本でも2014年に発売されました。 2019年には2代目に進化。ルノー・日産・三菱アライアンスが共同で開発されたFFベースのプラットフォーム「CMF-B」を採用しています。日本でも2021年2月に登場しています。 キャプチャーは初代の登場以来、キャプチャーは10年間で世界90か国/200万台以上が販売された人気モデルとなっています。 今回、欧州にて国際試乗会が開催されたのは、2代目のマイナーチェンジモデルです。改良新型キャプチャーはすでに同年4月中旬にフランス本国をはじめ欧州で発売され、納車は同年6月中旬を予定しています。 ルノーのデザイン責任者であるジル・ヴィダル氏による新たなデザイン言語を採用。よりスタイリッシュでダイナミックなエクステリアになっているのが特徴です。 新型キャプチャーで大きく変更されたのはエクステリアデザインです。 フロントエンドには、新たなルノーロゴ「ヌーベルR」を採用。より高く水平なボンネットにより、エレガントな雰囲気を醸し出しています。 フロントグリルはより立体的になり、複雑なコントラストでラジエーターグリル全体が輝きます。ヘッドライトはフルLEDテクノロジーを採用。新型クリオと同様、LEDデイタイムランニングライトは縦型のハーフダイヤモンド形状を採用しています。
最大10.25インチの縦型スクリーンがモダンなインテリア
インテリアはより高級感が向上。最大10.25インチのダッシュボードスクリーンにより、モダンな雰囲気になっています。
また新型キャプチャーのパワートレインはガソリン車1種類、ハイブリッド1種類、さらにLPGモデルも用意。 ガソリンモデルは90馬力・160Nmを発生する1リッター直列3気筒ターボエンジン「1.0 TCE90」で、トランスミッションは6速MTを組み合わせます。 ハイブリッドモデルはシリーズパラレルのフルハイブリッド「E-Tech フルハイブリッド145」となります。これは94馬力を発生する1.6リッター直列4気筒エンジンに36kW(49馬力)を発生するモーターと18kW(25馬力)を発生するHSG(高電圧スタータージェネレーター)を組み合わせるパワートレインで、1.2kWhバッテリーを搭載。 F1由来のクラッチレスの「スマート マルチモード ドッグクラッチギアボックス」を搭載。これはガソリンエンジン用に4つのギア、主電気モーター用に2つのギアがあり、エネルギー効率は内燃エンジンと電気モーターの14通りの動作の組み合わせによって最適化されます。 新型キャプチャーのボディサイズは全長4239mm×全幅1797mm×全高1575mm、ホイールベースは2639mmです。 ※ ※ ※ 扱いやすいボディサイズと広い室内、走りの良さで日本でも人気のコンパクトSUV、キャプチャーですが、改良新型の導入時期など詳細は未定です。
VAGUE編集部