【阪神】また“9回の呪縛” 守護神・岩崎優が逆転2ラン献上 球団史上初の交流戦3カード負け越しスタート
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神2―3楽天(5日・甲子園) 阪神がまた終盤に逆転負けを食らった。 9回2死二塁から岩崎が小郷に右翼席へ逆転2ランを浴びた。前カードのロッテ戦では2試合連続9回に同点を許しともに延長戦で敗北。“9回の呪縛”からまたも抜け出せなかった。球団史上初の交流戦3カード連続負け越し、23年6月以来の4カード連続負け越しとなった。 先発・大竹は6回2/3を8安打無失点も5勝目を逃した。3回以外は毎回安打を浴びる投球。得点圏に走者を背負っても、粘りの投球が光り、得点を与えなかった。7回2死一塁からは2番手・石井が代打・浅村に中前打を献上。3番手・島本が四球を与え、満塁とし4番手・漆原が村林を中飛に抑えた。驚異の“マシンガン継投”でこの回を切り抜けた。8回に桐敷が1死三塁から内野ゴロの間に1点を失っていた。 3回2死一塁から、この日プロ初の2番に座った前川が右中間を破る適時二塁打を放ち先取点。5回には1死満塁から森下が中前へはじき返し追加点を挙げていた。
報知新聞社