食パン、肉まん、残り野菜…「蒸す」だけでごちそうに見える飛田和緒の”せいろマジック”
切って並べて冬のごちそう
蒸し料理の手軽さは、切って並べて蒸すだけでいいところ。食材やたれやソースで味つけを変えれば、飽きずに食べられます。シンプルこそ蒸しパワーを発揮します。 たらと野菜のシンプル蒸し 「ここではたらと長ねぎを主役にしましたが、他、さわらや鯛、一口大に切った鶏肉や薄切りの豚肉もおいしい。 野菜は白菜をたっぷりにしてもいいし、キャベツや大根、にんじん、ごぼう、れんこん、しいたけ、まいたけなどでも合いますよ。 たれもごまだれでもいいし、ポン酢にマヨネーズを添えても。好みに、自由にアレンジして楽しんで」。 材料(1人分) 生たら 1切れ 長ねぎ 1本 里いも 1個 エリンギ 1本 白菜の葉 1/2枚 作り方 1 たらは塩少々(分量外)をふって半分に切る。長ねぎは3~4cm長さに切る。里芋は皮をむいて食べやすく切る。エリンギは縦半分に裂く。 2 せいろ(直径16cm)にクッキングシートを高さが出るように敷く。白菜の葉を敷いてたらをのせ、長ねぎ、里いも、エリンギを並べる。 3 蒸気が上がった鍋にのせ、強めの中火で12~13分蒸す。蒸したてにポン酢しょうゆなどをつけて食べる。
肉まんは「チン」と仕上がりが断然違う
神楽坂名物の肉まんは、筆者の忙しい日のお昼ごはんです。タイマーをセットしておけば、蒸し上がる間も仕事ができるので。 献立も味付けも考えず、とりあえず何か入れて蒸せば、おかずになる。とっても便利な調理アイテムです。 取材・文:相沢ひろみ
飛田 和緒(料理家)