多くのプロゴルファーを育成 坂田 信弘さん偲ぶ【熊本】
テレビ熊本
TKU熊本ジュニアゴルフ塾の塾長として古閑 美保プロや上田 桃子プロなど、多くのプロゴルファーを育て日本のゴルフ界の発展に大きく貢献しました。 去年7月に76歳で亡くなった坂田 信弘さんを偲ぶ会が5日、熊本市で開かれました。 『TKU熊本ジュニアゴルフ塾 坂田 信弘塾長を偲ぶ会』には、ゴルフ塾のOB、OGなど約70人が参加しました。 TKU熊本ジュニアゴルフ塾は、世界で通用するゴルファーの育成を目的に1993年に設立。 練習場代など塾生には金銭的な負担を一切負わせない画期的なスタイルで運営し、賞金女王に輝いた古閑 美保プロや上田 桃子プロをはじめ、笠 りつ子プロなど男女合わせて28人のプロを輩出しました。 5日は、去年7月に76歳で亡くなった坂田さんを偲び、TKUの本松 賢会長が「坂田プロが築き上げたジュニアゴルフ塾の思いを念頭に置き、次の世代への社会貢献に尽力してほしい」と挨拶。 会場には、坂田さんが愛用したゴルフクラブやゴルフ漫画の原作などを執筆する際に愛用した道具などが並べられ、参加者は坂田さんとの思い出を語り合いました。 【笠 りつ子プロ】 「亡くなったのはすごく寂しかったが、近くで見てくれていると思うので、思い出話に花を咲かせられた」 【上田 桃子プロ】 「去年、ゴルフからいったん離れる決断をして、坂田プロほどの貢献はできなくても、何かしら貢献したい思いは坂田プロから教えてもらった分、よりその思いが強い」「手を取りながら、熊本だけでなく、ゴルフ界全体にいい影響を与えられるような活動をしたいと、改めて塾生みんなが思ったと思うので、私もその一人としてゴルフ界に貢献していきたい」 偲ぶ会では、坂田さんの功績をたたえて、遺族に感謝状が手渡されました。
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