石川遼、1年7カ月ぶり通算19度目V「若い人の前に立ちはだかることができたら…」 大会実行委員長としてピンマイクつけてプレー/国内男子ゴルフ
■ご飯にニッコリ
優勝した石川には、大会特別協賛のサトウ食品・佐藤元(はじめ)社長から副賞として「サトウのごはん」4000食が贈呈された。体重を管理し、普段は1食で220~260グラムのお米を食べるという石川は、「1パック200グラムなので、体を引き締めたいときにピッタリ」とニッコリ。「買っているので、家にいっぱいあるけど、4000食はないのでうれしい」とご機嫌だった。
【記者のちょっといい話】親身になってくれる〝石川先輩〟
記者は石川の9学年下だが、埼玉の隣町出身で同じ幼稚園に通っていた。ゴルフ担当になった今年、そのことを伝えると「そうなんですね! 家はどの辺ですか?」と新米記者の話にも親身に付き合ってくれた。
石川を取材していると、ファンやメディアを大切にしていることが伝わってくる。今大会でも印象的な場面があった。第3日の14番(パー3)。石川が打つ際に、ギャラリーのカメラのシャッター音が鳴った。影響を受けたショットはグリーンを外れた。だが、石川はその方向を見たりすることはなく、取材では「あれは僕のミスです」と爽やかに対応した。男子ゴルフを盛り上げようと奮闘する〝石川先輩〟を、これからも取材していきたい。(ゴルフ担当・鈴木和希)