「安藤忠雄展|青春」がグラングリーン大阪で開催へ
独学で建築を学び、1969年より建築設計活動をスタートさせた建築家・安藤忠雄。その個展「安藤忠雄展|青春」が3月20日~7月21日の会期で開催される。 安藤忠雄は1941年大阪生まれ。69年に安藤忠雄建築研究所を設立。「住吉の長屋」で日本建築学会賞を受賞後、プリツカー賞や文化勲章など国内外で多数の賞を受賞してきた。代表作も数多く、まさに日本を代表する建築家のひとりだ。 2017年に東京・国立新美術館で30万人を動員した「安藤忠雄展|挑戦」 に続く大規模個展となる本展。会場は、安藤が設計監修したグラングリーン大阪にある文化施設「VS.(ヴイエス)」だ。 展示は、安藤忠雄の壮大な挑戦の軌跡から、未来への果てなきビジョンまでを一望するもので、既成概念を打ち破ってきた安藤忠雄ならではの建築家としての視点、そして環境再生や震災復興といった社会貢献事業を支援するものとしての視点などを紹介するという。大阪で16年ぶりとなる安藤の個展に期待が高まる。 なお、今年は春に安藤忠雄設計の「直島新美術館」が開館予定。また関西には「兵庫県立美術館 」や「風の教会」など安藤建築の名作も点在しているので、あわせてチェックしたいところだ。