トキエア、3号機が12/7那覇着 トゥールーズからフェリー
新潟空港を拠点とするトキエア(TOK/BV)は12月4日、3号機となるATR42-600型機(MSN1618、登録記号JA03QQ)が7日に那覇空港へ到着予定だと発表した。新潟空港へは必要な手続きが終了後、フェリー(回航)するという。 【写真】トキエア3号機の外観と客室 3号機は、ATRの最終組立工場がある仏トゥールーズのブラニャック空港を現地時間2日に出発。経由地はギリシャのイラクリオン国際空港、エジプトのカイロ国際空港、アラブ首長国連邦のドバイ国際空港、インドのハイデラバード空港、タイのドンムアン空港、台湾の台北松山空港を予定している。 トキエアの機材はATR72-600型機(1クラス72席)が現在2機。ATR42のメーカー標準座席数は1クラス48席で、3号機を受領すると共通のパイロットライセンスで運航できる2機種体制になる。 トキエアは当初2022年に就航する計画だったが、規程類の見直しなどで延期が繰り返され、約2年遅れで今年1月31日に1路線目の新潟-札幌(丘珠)線を開設。4月26日に2路線目の新潟-仙台線が就航し、9月27日に新潟-中部線を開設した。
Tadayuki YOSHIKAWA