黒柳徹子、大山のぶ代さん追悼「いつも、私に優しくしてくれて、ありがとう」
タレント、エッセイストの黒柳徹子が11日、自身のインスタグラムを更新し、人気アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)のドラえもんの声などで知られる声優・大山のぶ代さんの訃報に触れ、大山さんとの思い出話をつづった。 【写真】2人共若い! 黒柳徹子と大山のぶ代さん 大山さんは老衰のため、先月亡くなっていたことが分かった。90歳だった。 黒柳は「大山のぶ代さんが亡くなった!」と訃報に触れると「皆さんもご存知のドラえもんの声の大山さん。大山さんとは、NHK『ブーフーウー』をはじめ、若い時からいろんな声の仕事を一緒にしました」「また、『徹子の部屋』には、何度も出演していただいて、毎回楽しいお話をしてくださいました」と、多くの仕事で共演していたことを回想。 また、生前の大山さんの人柄についても「とても面倒見の良い人で、美味しいお菓子とか珍しい食べ物をスタジオに持ってきてくれたり、私がお芝居をやってる時は、毎回大勢のお友達にチケットを販売してくれて、大山のぶよ団体様御一行という感じで劇場に観に来てくれました」と明かし、「芝居が終わった後に、みんなで一緒にワイワイ食事をするのが恒例でした」と、仕事以外でも交流があったことを明かした。 大山さんは、タレントで夫・砂川啓介さんを2017年に亡くしている。黒柳は砂川さんにも触れ「大山さんは旦那様の砂川啓介さんを、第一に考えて全面的に旦那様に尽くすタイプで、とても仲の良いご夫婦でした」と明かし、「でも、大山さんが認知症発症すると、何よりも大切にしていた旦那様のことが分からなくなり、砂川さんは私に『僕が癌になっと事も分からないんだよ』と、とても悲しそうでした」と生前の砂川さんを回顧。「その旦那様も亡くなってしまい、大山さんはどうしてるのかなぁ?と思っていました。肉親の縁が薄く、ずいぶん詳しく私にそのことも話してくださいました」と、大山さんのことを心配していたことも。最後に黒柳は大山さんに向けて「いつも、私に優しくしてくれて、ありがとう」と感謝を示し「今頃、天国でみんなで一緒にたくさんのお話をしていることと思います」と故人に思いを馳せている。 そんな黒柳は、大山さんとの若かりし頃のモノクロの写真と、カラーの写真の2枚の2ショットを公開している。 引用:「黒柳徹子」インスタグラム(@tetsukokuroyanagi)