大阪府・吉村知事が定例会見3月25日(全文4)休床病床を段階的に確保
明日の関西広域連合の会議には出席しないのか
読売テレビ:読売テレビ【コダマ 00:56:14】です。大阪と兵庫の往来自粛に関してなんですけれども、井戸知事との温度差というか意見の違いも見られたのかなと思っています。広域での連携、協力というのも必要かなと思うんですけれども、そんな中であした関西広域連合の会議がありまして、やっぱりあしたも出席はされないんですか。 吉村:関西広域連合については大阪府としてこれは参加してますから、これは組織として参加してますので、ですので大阪府が参加しないわけじゃないですから、これは関西広域連合にはこれからも参加するし、しっかり連携はしていく必要があるだろうというふうに思っています。 広域について、もう1個、僕が思うのが大阪府で今、僕ら体制を整えていますが、これは広域的な司令塔が絶対必要になってきます。広域的な司令塔をどこに持たせるのか、いわゆる広域調整本部のようなものが絶対必要になってくると思います。これは国にかねてからも言ってますけど、じゃあそれどこが音頭を取るのっていうところで、いわゆる国、厚労省が中心となって厚生局単位でいくのか、こういった広域連合、関西広域連合がありますからその単位でいくのか、そこが二重にならないようにしないといけないだろうなというふうに思います。
広域連合には参加する
現実問題に、現実的にいわゆる広域での医療機関の調整だとか対策を実行していく実務部隊を備えている組織っていうのを考えたときに、という視点で判断しなきゃいけないと思っています。今はもちろん関西広域連合ではいろんな情報共有とかドクターヘリとかありますが、予算を読み込んでもらったら分かると思います。予算を読み込んでもらって、関西広域連合の事務局ってどういうもんなのかっていうのを読み込んでもらったらだいたい答えは見えてくると思いますが、本当の実行部隊っていうのを、僕は広域調整部隊っていうのをやっぱりつくらないと今回の国難にはなかなか乗り越えられないんじゃないかなと思います。これは関西だけじゃなくて中部地方もそうだし関東圏も必要だと思います。現にもう厚労省が今これは動き始めていますから、われわれも要望したし、厚労省も動き始めてるので、どこかがトップになった広域調整機関は必要だと思います。 例えば近畿の厚生局が、厚生局やったかな、名前。厚生局が単位になれば広域連合と府県構成が違いますから、そこはやっぱり二重にならないようにしないといけない。あとは単に、つくりましただけじゃなくて、それを実行できる組織っていうのを、部隊というのを持つところがやらないと僕は難しいだろうと思っています。もちろん連携は必要なんですけどね。ただその実態を兼ね備えてるかどうかはメディアのほうでも広域連合の予算書を読み込んだらだいたい分かってくるんじゃないかなと思います。 広域連合には参加します、もちろん。参加してますし、これは府としても参加します。連携しないっていう意味じゃないですからね、連携はしますから。ちなみにあれ奈良、入ってなかったんじゃないかな。奈良県、入ってたかな。 男性:入っているんじゃないですか。 吉村:え? 男性:広域連合でしょう。 吉村:うん。 男性:入っています。