大阪府・吉村知事が定例会見3月25日(全文4)休床病床を段階的に確保
近畿圏レベルで対応しなきゃいけない
吉村：入ってるかな。最初もう奈良が入るとか入れへんとかっちゅう話があって、観光分野だけやったんかな、最初は。もう今は全部、入ってるんですかね。あとは広域連合の立て付け。どこまでできるのかっていうのはちゃんと見極めないと。動かせない組織をつくっても意味はないので、とは、僕は思っています。ただ連携は絶対、広域連携は、僕は今回のこのコロナは絶対要ると思う。 例えば大阪がオーバーシュートしたときに、ほんまにオーバーシュートしたら、これは大阪だけの話じゃなくなってくると思いますし、いわゆる近畿圏レベルでやっぱり対応しなきゃいけないし、そこはいろんな協力をやっぱりお願いしなきゃいけないし、それは逆に奈良とか兵庫とか京都がなっても、これは大阪がそうなってなかったら協力していくことになるし、みんなが協力しなきゃいけないのは当然なので、これはもう分かってる話だけど、じゃあそれをどこが実行させていくのっていうことのこの核の部分をつくるのが非常に重要で、表だけの理由じゃなくて実際に動かせる組織をつくらないといけないと僕は思っています。今、それは国も動きだしているので、それを厚生局が近畿圏内でやるのか広域連合でやるのかちょっと今、厚労省が旗を振ってるところ、検討してるところだと思います。 いずれにしても協力関係の中で非常に大きな爆発的感染が起きたときは、協力関係をやっぱり保たないといけないと思っています。特に僕が井戸知事と別にけんかしてるわけでもないと思ってるし、そこはやっぱり爆発的感染拡大が起きたときは協力するのが当たり前だと思っています。ただ今の状態ではそれぞれの県がきっちりリスク意識を持って、なんとか抑えていく努力をしていきましょうというのが重要じゃないかなと僕は思います。
知事は行かないのか
読売テレビ：関西、近畿圏で中部地方の知事とかも来ますけれども、知事と直接、意見交換できる場であっても吉村知事は行かないっていうことですか。 吉村：行かないっていうか必要があれば行きます。別に全ての会議に僕が出てるわけじゃないので、それはほかの会議でもそうですけどね。なので、そこは組織として対応するということです。もし広域連合でそういった近畿の、いわゆる近畿厚生局ではなくて広域連合でやるべきだというある程度判断があるのであれば、広域連合は一挙にがっと集まらなきゃいけないし、そこはやっぱりトップ同士の合意も必要になるだろうなとは思いますが、たぶんそのトップ同士の合意だけじゃなくて、今回はもう国難ですから国単位が入ってこないといけない問題だと思ってます。近畿とか広域連合だけの話じゃなくて、近畿だけ別の枠組みでいくっちゅうわけいきませんのでね。ほかは厚生局単位で動いてるのに近畿だけ事務局が広域連合になっちゃった、そこが全責任負うってなって、そこで責任を果たせなかったら誰が責任負うのっていう問題になってきますから、そういった意味では今、国が進めてる枠組み、広域の枠組みっていうのがこのコロナ対策でも重要になってくるんじゃないかなと思います。その単位ではおそらく厚生局になると思います。厚生局になるということは近畿圏、近畿厚生局の範囲内です。それは関西広域連合とちょっと枠が違うということになるし、実行部隊も違うということになると思います。 読売テレビ：ありがとうございます。 司会：ほかに、どうぞ。 吉村：これはたぶん厚労省に問い合わせてもらったほうが分かりやすいと思いますよ。国としてどう考えているんですか、広域の枠組みをね。まず必要ですかと。必要やって言うと思います。広域調整本部の単位ってどう考えていますかって1回、国に問い合わせてもらったら、ある程度、答えが見えてくると思います。そこと違うところで、実際なかなか実務を動かせないところで組織をつくってそれぞれが二重行政にならないようにしないといけないですね、ここは。
