ブアカーオ、ゲーオ、ゴンナパーに続きヨードクンポンが決勝で稲垣柊を破りスーパー・ライト級王座獲得【K-1】
「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」でヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が決勝で稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)を破り、王座を獲得した。 今回のトーナメントは前王者・大和哲也の王座返上に伴うもの。日本からはKrushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)と元同級王者の鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)が参戦した。
ヨードクンポンはルンピニー、ラジャダムナンの二大スタジアムで活躍後、2014年からGLORYを主戦場にしてTOPKING WORLDSERIES2018 -70kgトーナメントで優勝。2021年1月にはK-1で野杁正明と対戦する予定だったが、コロナ禍の影響で中止となり、今回は待望の初来日。 1回戦ではカン・ピナール(オランダ/Mike’s Gym)、準決勝ではイオヌット・ポパ(ルーマニア/Team Super Pro Alin Balasa Sibiu)をともに1RでKOして決勝に上がってきた。 対する稲垣は1回戦ではレニー・ブラジ(イタリア/Team Calzolari)に3RでKO勝ち、準決勝ではトーマス・アギーレ(アルゼンチン/Dojo Serpiente)に3-0の判定で勝利を収め決勝に上がってきた。
1R、オーソドックスの構えのヨードクンポンとサウスポーの稲垣。稲垣が圧をかけるとヨードクンポンは右ハイ。稲垣は左ミドル。互いのキックが交錯。稲垣のミドルにヨードクンポンが飛び込んでパンチ。稲垣が詰めて左ミドル。ヨードクンポンの右ミドルに稲垣が右ジャブ。ヨードクンポンの右ハイは稲垣がガード。圧をかける稲垣にヨードクンポンが飛びヒザ。ヨードクンポンはプッシュしてバックスピン。稲垣はワンツーからヒザをボディーに。 2R、ともにハイキックを飛ばす。ミドルが交錯。稲垣の入り際にヨードクンポンが左フック。稲垣のキックをキャッチしてしまうヨードクンポンに注意が出る。稲垣は詰めて左ボディー。ヨードクンポンは圧をかけて右ハイ。稲垣が左ハイもヨードクンポンはガード。またも稲垣の蹴り足をつかんでしまうヨードクンポン。