魅惑的ヒロイン!『007』ボンドガールたちは今なにしてる?出演後の現在にせまる
『007』シリーズといえば、熱視線を送らずにはいられないのが"ボンドガール"と呼ばれる魅力的なヒロインたち! ここでは、ダニエル・クレイグ演じる同シリーズでボンドガールを演じた女優たちの過去とその後を紹介! 【写真】『007』歴代ボンドガール30名に見る美の系譜
オルガ・キュリレンコ(『007/慰めの報酬』カミーユ役)
2008年の『007/慰めの報酬』で復讐を果たすべくダニエル・クレイグと共闘したアクション派ボンドガール、カミーユを演じたのはオルガ・キュリレンコ。 彼女は同作品で女優としてブレイクしたが、それ以前からトップモデルとして活躍しており、『VOGUE』や『ELLE』の表紙も飾っていた。 【出演後は】 ボンドガールに選ばれることは女優として非常に栄誉あることだが、同時に「ボンドガールは大成しない」と言われていた。オルガ・キュリレンコはそんなジンクスを打ち破った女優でもある。 トム・クルーズ主演のSF映画『オブリビオン』でヒロインに抜擢され、6カ国語を操る語学力とアクションスキルを生かしてその後もアクション映画やスパイ映画、フランス映画を中心に多く出演。『その女諜報員 アレックス』や『ザ・クーリエ』で主演を務め、『ザ・ミスト』や『スパイ・レジェンド』などの話題作に出演した。
ジェマ・アータートン(『007/慰めの報酬』ストロベリー・フィールズ役)
『007/慰めの報酬』で、ボンドを出迎えたばかりに全身石油漬けにされた刹那なボンドガール、ストロベリー・フィールズを演じたのはジェマ・アータートン。 ロンドンの王立演劇学校在学中にデビューしたジェマは、約1500人もの候補者の中からボンドガール役を勝ち取った。 【出演後は】 2013年の『ヘンゼル & グレーテル』では初の主演を勝ち取り、その後も2016年の『ディストピア パンドラの少女』や『人生はシネマティック!』など、ジャンルを問わず出演。2021年12月24日に公開される人気シリーズ『キングスマン』の最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』にも出演しており、活躍を続けている。 多くの作品に休む間もなく出演を続けるジェマだが、有名になることには興味がないという。ボンドガールを演じたことも「"私のことなんて誰も気にしないわ"と思ったのを憶えてる。でも、自分が何だか注意深く守られていると思わされた人生の貴重な瞬間でもあったわ。自分から注目を集めようと思ったことは一度もなかった」と振り返る。
エヴァ・グリーン(『007/カジノ・ロワイヤル』ヴェスパー・リンド役)
2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』でボンドが007を引退しようとしてまで愛し、その後のシリーズでもその存在を引きずることになったボンドガール、ヴェスパー・リンドを演じたのはエヴァ・グリーン。 【出演後は】 エヴァ・グリーンの知的でミステリアスな魅力は、ティム・バートン監督のダークファンタジーな世界観にマッチ。 2012年の『ダーク・シャドウ』、2016年の『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、2019年の実写『ダンボ』と3作にわたってティム・バートン監督の作品に出演し活躍を続けている。