CLスコアレスでセルティックの日本人勢の評価は伸びず「不満の残る試合に」「相手主将と激しいバトル」
セルティックの古橋亨梧、前田大然、旗手怜央のディナモ・ザグレブ戦での評価は伸びなかった。 10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節でセルティックは敵地でディナモ・ザグレブと対戦。序盤から攻勢を見せたセルティックだが、ディナモ・ザグレブの守備陣に手を焼き、チャンスを作れず。反対にピンチを迎えるが、GKカスパー・シュマイケルの好守もあったりと、両チームともに得点が生まれず、試合はスコアレスドローで終わった。 試合後、イギリス『デイリー・レコード』はセルティック勢の評価を実施。パウロ・ベルナルドが最高点となる8点だった一方で、古橋、前田、旗手は6点と評価が伸びず。 同メディアは古橋について「ストライカーにとって不満の残るものに。裏への走りはチームメイトに見つけられず。ベルナルドのセンタリングにわずかに合わなかった」と評価。また、前田については「スピードスターとの戦いの準備をしていた相手主将との激しいバトルがあった。ディナモ主将から多くの楽しみを得られなかった」、旗手に関しては「狭いエリアでボールを奪い、連係プレーを心がけていた。キューンへのキーパスは強過ぎ、交代前にボールを失う場面もあった」とコメントした。 また、『ザ・スコッツマン』では3選手ともに5点の低評価に。古橋に対しては「前半はほとんど姿を見ることができず、セルティックは彼がフリーになっている場面を作るのに苦労した。59分にはキューンのクロスにわずかに届かなかった。決定機に恵まれなかったことを考慮すれば、過度な批判はできない」とパフォーマンスについて言及した。 また、前田に対しては「相手右サイドバックを上回れなかった。いつも通りに彼のサイドで力を見せたが、攻撃面での脅威は限定的だった」とし、旗手に対しては「多くのボールに絡み、期待を持たせる前方へのプレーを見せた。しかし、最後の局面で頻繁に物足りなさがあった。監督はこれを察して、65分に彼を下げた」とやや厳しい評価を下した。