年末年始 活動が活発に 暴力団排除ローラー作戦/奈良
いわゆる「みかじめ料」の要求など暴力団員などの活動が活発になる年末年始に向け県警本部長らが駅前で啓発を行いました。 これは、暴力団員によるいわゆる「みかじめ料」要求の被害などを防止し県民の暴力団排除への意識を高めようと行われたもので、出発式では県警本部の宮西健至本部長が訓示しました。そして八木駅前商店街振興組合の小柳和彦理事長が「反社会勢力からのみかじめ料などの要求は断固、拒否します」と暴力団等排除宣言を読み上げました。そのあと、警察関係者など約40人は、近鉄大和八木駅の周辺をパトロールしました。宮西本部長らは、駅前の飲食店などで暴力団員からの不当な要求がなかったかなどの聞き取り調査を行いました。県内に、約80人いるとされる暴力団員などの資金源を断とうと警察官らは、緊張感を持ってローラー作戦に取り組んでいました。 県警察本部 宮西健至 本部長 「もし暴力団などから何らかの要求があれば断固として拒否していただくようにお願いします。さらにそういうことがあれば躊躇なく警察にご相談ください。」