【注目2歳馬】Twirling Candy産駒エコロジークが5馬身差の完勝 勝ち時計1:08.9は新潟芝1200mの新馬戦レコードを更新
良血が2戦目で変わり身をみせる
18日(日)の新潟2Rに組まれた芝1800mの未勝利戦では、ルメール騎手騎乗のエピファネイア産駒シルバーレインが勝利。母はヴィクトリアマイル、香港CとGⅠ・2勝をあげたノームコアという良血馬が2戦目で大きく変わり身をみせた。 東京芝1600mの新馬戦はスタートが遅く、道中は中団までポジションを押し上げる競馬。直線もジリジリと伸びたが、逃げたショウナンマクベスを捉えられなかっただけでなく、コスモコロネットにも差されて3着と案外なレースぶりだった。 しかし、今回はゲートが改善されて好スタートを決めた。1000m通過1:01.9というペースで流れた道中は後方2番手の追走となったが、直線では馬なりのまま手応え良く伸び、残り200mで早め先頭に立ったマイネルゼウスを交わして5馬身差をつけた。 勝ちタイムは1:48.2。レース上がり33.9(11.3-11.2-11.4)のところ、シルバーレイン自身は最後まで追われることなく33.2でまとめた点は強調できる。この内容ならさらに上の舞台でも楽しみだ。 ライタープロフィール 三木俊幸 編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
三木俊幸