インテルがユヴェントスで戦力外のキエーザに関心 要求額の半分以下となる1000万ユーロで獲得を試みる
モッタは戦力として考えていないようだ
チアゴ・モッタが新監督として就任したユヴェントスは今夏、積極的な補強を見せている。すでにドウグラス・ルイス、ケフレン・テュラム、ディ・グレゴリオ、フアン・カバルの計4人を獲得している。 放出も積極的で、アドリアン・ラビオをはじめモイーズ・キーンやマティアス・ソウレ、ヴォイチェフ・シュチェスニーがクラブを去っている。 伊『la Repubblica』によると、フェデリコ・キエーザも放出候補とされており、セリエAの王者であるインテルが獲得を目指しているようだ。 イタリア代表が優勝したEURO2020で評価を高めるも、2022年1月に左膝の前十字靱帯を損傷する不運に見舞われたキエーザ。復帰後は徐々に出場機会を増やし、昨シーズンは9ゴール2アシストを記録するも、新監督のモッタから戦力として見られておらず、移籍先を探しているのが現状だ。 同紙はインテルが1000万ユーロ、日本円にして約16億円のオファーを用意していると報じている。ユヴェントスの希望売却額は倍以上の2500万ユーロとなっており、大きな隔たりがある。 ユヴェントスがキエーザ売却で移籍金を得るにはこの夏、もしくは冬までに売る必要がある。契約は2025年6月までとなっており、ゼロ円での放出は避けたいところ。移籍市場閉幕まではまだ時間はあるが、他に売り手が見つからない場合は、格安でキエーザを手放すことになってしまうのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部