【MLB】カブス5割復帰ならず 今永は黒星免れるも5回7失点、鈴木は同点犠飛含む4打数2安打1打点
【カブス8-9ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド
日本時間8月13日、カブスは敵地プログレッシブ・フィールドでのガーディアンズ3連戦がスタート。その初戦は先発の今永昇太が5回7安打7失点(自責点3)と打ち込まれながらも8回表に8対8の同点に追いついたが、8回裏に勝ち越され、5割復帰を成し遂げることはできなかった。ガーディアンズ6番手のニック・サンドリンに7勝目(0敗)が記録され、7番手のエマニュエル・クラセは36セーブ目をマーク。カブス3番手のジュリアン・メリーウェザーは8回裏に勝ち越し打を浴び、今季初黒星(1勝)を喫した。 【動画】カブスの鈴木誠也が同点に追いつく犠飛を放つ イアン・ハップのバースデーアーチとなる20号2ランとピート・クロウ=アームストロングの4号ソロで4回表までに3点を先行したカブスだったが、先発の今永が4回裏にエラー絡みでピンチを招き、ジョシュ・ネイラーのタイムリーとジョンケンジー・ノエルの7号3ランで一挙4失点。今永は5回裏にスティーブン・クワンに13号2ランを浴びるなど、さらに3点を失い、5回7安打7失点(自責点3)でマウンドを降りた。カブスは6回裏にノエルの8号ソロでリードを広げられたあと、7回表に4点を返して1点差とし、8回表には鈴木誠也の犠飛で8対8の同点に追いついたが、8回裏にネイラーのタイムリーで勝ち越し点を献上。8対9で敗れ、連勝は4でストップした。 今永は5回81球を投げ、被安打7(うち被本塁打2)、奪三振3、与四球1、失点7(自責点3)という投球内容。打線が一時追いついたため、3敗目は回避したものの、防御率は試合前の3.06から3.16へ悪化した。鈴木は「3番・右翼」でスタメン出場し、センターライナー、ショートへの内野安打、ライトライナー、レフトへのヒット、センターへの犠飛で4打数2安打1打点。第5打席の犠飛は今永の黒星を消す貴重な同点打となった。2試合ぶりのヒットを含む7試合ぶりのマルチ安打を記録し、今季の打撃成績は打率.269、出塁率.340、OPS.816となっている。