100万円を預けるとしたらどこがいい? 普通預金と受け取る利息を比較
5. 個人向け国債 変動10年
定期預金とは異なりますが、個人向け国債(変動10年)も選択肢になるでしょう。第177回(募集期間が2025年12月5日~30日)の変動10年タイプでは、利率が0.71%です。 個人向け国債は、個人が購入できる債券です。定期預金とは異なり、原則として1年間は中途換金ができず、1年経過後に中途換金が可能。その際には、過去2回分の利子相当額が差し引かれます。受け取った利息分を引かれる形なので中途換金による元本割れはありませんが、数年以上は置いておけるお金で利用するとよいでしょう。 固定金利3年タイプや5年タイプもありますが、今後金利が上がっていく局面では、変動10年タイプがよいと思います。変動金利のため、金利は都度変わる場合があります。 <100万円を預け入れした場合、金利0.1%の普通預金との利息の差(税引前)> ・普通預金… 1000円 ・「個人向け国債変動10年」の場合(利率が0.71%のままだった場合)… 7100円
貯蓄アップは「お金の置きどころ」がカギになる
100万円などまとまったお金を、大手銀行や地方銀行の普通預金に入れっぱなし、という方も多いでしょう。 先ほどの例では、預け替えることで、普通預金に比べて受け取る利息が年5000円ほど差がつくことがわかります。100万円のみならず、200万円、300万円と預けるお金が増えれば、1万円、1万5000円と、利息の差はどんどん大きくなりますので要チェックです。 口座を移し替えるのは少々面倒かもしれませんが、「お金の置きどころ」を変えることで、貯蓄アップにつながります。 金利が高いところをリサーチすることで、お金情報をたくさん入手できるようになることに加えて、「貯蓄専用口座」に貯蓄分を別取りすることで、普通預金に入れてあるお金をうっかり使ってしまうことを防げます。 期間限定のものもありますので、ぜひ預け替えを検討してみてください。 ※情報は執筆時点のものです。変更になる場合がありますので、最新情報を各社HP等でご確認ください。
西山美紀(マネーコラムニスト)