“ずっとこの場所で” 樹齢100年の『大イチョウ』が今年も色づく 熊本・山都町
熊本放送
季節は猛暑の夏から、一気に冬へ。短い秋となった今年も、熊本県の山都町には地区を見守る大イチョウがあります。 【写真を見る】“ずっとこの場所で” 樹齢100年の『大イチョウ』が今年も色づく 熊本・山都町 熊本県山都町「市の原」地区。旧高松小学校に植えられた大イチョウが今年も色づき始めました。 樹齢は100年、幹回り4メートル、高さ30メートルにもなる大イチョウは、かつて小学校のシンボルとして校庭で子どもたちを見守ってきました。 卒業生 藤川精一区長「小学校も中学校も全部統合して、全部廃校になってしまって、寂しい気持ちはありました。イチョウの木だけはずっと私たちを見守ってくれていると思います」 地区の人口が減り、小学校は廃校になりましたが、いまは住民の憩いの場です。 星が出る時間になると、イチョウも輝き始めます。10年前から地域の人たちが大イチョウのライトアップを始めました。 藤川区長「イチョウは寿命が尽きることがほとんどないらしい。千年、二千年、万年、生きるらしいので。歴史を見ていくんじゃないですかね」 この先もずっとこの場所で。 ======== 撮影日 2024年11月19日 撮影場所 熊本県山都町・市の原地区 ========
熊本放送