【巨人】西舘勇陽 プエルトリコへ “パワーヒッター相手にどう抜きどころを作るか”
プロ野球・巨人の西舘勇陽投手が4日、ウインターリーグ参加のため、又木鉄平投手とプエルトリコに向けて出発しました。 【動画】谷繁元信さんに「浅尾(拓也)に似てる」といわしめた西舘勇陽投手 西舘投手らはカングレヘーロス・デ・サントゥルセという首都サンフアンに本拠地を置くチームに合流することになります。カングレヘーロスでは先発として投げることを期待されていて、「先発のルーティンを確立させたい」と語っていました。 「外国人ばっかりでパワーヒッターが9人並んでいる感じなので、抜きどころを見つけながら」と先発として、100球近くを全力で投げ続けるのではなく、うまく力を使い分けることを覚えたいとした西舘投手。「目線をずらすことだったり、そういうのが日本人のバッターよりも必要なのかもしれないですね」と続けました。 今季は1軍で主に中継ぎを任され、20ホールドあげましたが、プロ初先発では5回6安打4失点で黒星をつけています。来季は菅野智之投手が海外FA権を行使し、メジャー移籍をするといわれていて、その穴を埋める若手投手が出てきてほしいと首脳陣は期待しています。 「開幕でローテーション入れれば一番いいですし、ある程度の結果を残しながら1年間投げ続けることができれば自信になると思う。1年間ずっとローテーションで投げることができれば」と来季に向けて目標を口にした西舘投手。約1か月半の海外での武者修行でどこまで自分の殻を破れるのか、楽しみです。