「過去最悪の火災」 バイデン氏、支援強化を表明
アメリカ・ロサンゼルス周辺で消火活動が続く大規模火災について、バイデン大統領は「過去最悪の火災だ」と述べ、政府としての支援強化を表明しました。 【映像】“過去最悪の火災 ” 燃え上がる住宅など 「命が奪われ、家族の形が変わってしまった。ロサンゼルスを襲った過去最悪の火災だ」(バイデン大統領) バイデン大統領は9日、ホワイトハウスで対策会議を開き、政府が所有する30機以上の消火ヘリや航空機のほか、消防士400人などを現場に投入すると表明しました。国防総省からも火災の対応に当たる500人の地上部隊が派遣される方針です。 バイデン大統領はまた、来週いっぱいまで「強い風が続く可能性が高い」との見通しを示しました。連邦政府として「あらゆるものを現場に投入し続ける」と強調しています。 一方、10日朝、ロサンゼルスから日本に到着した人たちは、口々に現地の惨状について語りました。 「家族や友人はロサンゼルスにいて、義理の弟は消防士として活動しています。非常に心配です」(アメリカ人男性) 「家に火がついていても消防車も消防隊員も足りなくてもう燃えたまま、そのまま放置状態」(日本人男性) 現地に30年近く住むという日本人男性は、「こんな山火事の被害は見たことがない」と話していました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部