吉高由里子、「すごい愛のある現場だった」大河『光る君へ』の撮影振り返り「本当にいとおしい作品、宝物です」
◇NHKホールでファンミーティング NHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8時ほか)のファンミーティングが2日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、主演の吉高由里子(36)が柄本佑(37)、町田啓太(34)らと登壇。15日の最終回を控え、会場は約18倍の競争率を勝ち抜いた約3000人の大河ファンで埋め尽くされた。 ◆吉高由里子、おでこ出しの平安貴族スタイル【写真】 司会は、ききょう(清少納言)役のファーストサマーウイカ(34)と藤原斉信役のお笑いコンビ「はんにゃ」の金田哲(38)が務め、終始楽しいトークで進行した。 ステージでは歴代の名場面ベスト10などで盛り上がり、吉高には、まひろ(吉高が演じたヒロイン)が一番幸せだったことは何かとの質問が寄せられ「書く喜びに出合えたこと。夢中になれるものに出合えたことが幸せなんじゃないかな」とかみしめた。 客席の少女からドラマで食べた平安時代のおいしいものを聞かれた吉高は「煮干しを食べました。おいしかったです!」と元気よく答え、笑いを誘った。 すでに全員が撮影を終えているが、吉高は「頑張って泣かないようにしていたけど、監督が泣きながら花束を持ってきて、もらい泣きしちゃいましたね」とクランクアップを振り返った。 最後に「すごい愛のある現場だったなって、たくさんの経験をさせていただいた。来年になるとこの世から『光る君へ』のポスターがはがされちゃうのかと思うと寂しい。本当にいとおしい作品、宝物です。あと2話、最後まで見守ってください。ありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。
中日スポーツ