おいでやす小田 ゴルフ“スコア100切り”に苦戦中「めちゃくちゃムズイ」丸山茂樹がアドバイス
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。12月28日(土)の放送は、前回に引き続き、お笑い芸人のおいでやす小田さんをゲストに迎え、お届けしました。
◆目標のスコア100切りに苦戦中!?
丸山:ゴルフ始めたきっかけは? 小田:僕は10歳ぐらいのときから将来ゴルフやるっていうのは決めていて。というのも、小学生のとき、おもちゃのゴルフクラブでよく1人でゴルフの遊びをしていたんです。 丸山:当時、何か興味あったの? 小田:「プロゴルファー猿」(藤子不二雄Aさんの漫画)ですね。その世代なので、自然とゴルフに憧れを持つようになって、それを機会に始めたという。だから(大人になったら)もうやるのは決まってたんですよ、僕は。 丸山:ゴルフを始めてみて、印象はどうですか? 小田:めちゃくちゃムズイっす。 丸山:ムズイ? 小田:ちょっともう……。 丸山:あれ!? もう(心が)折れてる? 小田:いや、心は折れてないっすよ。最近、めったくそになってきて。普通のレベルの無茶苦茶じゃなくて、もう訳わからなくなりましたよ。 丸山:ちょっとね、YouTubeでスイングを観ましたよ。 小田:恐れ多いて。 丸山:体の使い方がすごく小さいんですよ。もうちょっと大きく、優雅に使えるようになってきたほうがよくて。胸の可動域とかが全然回りが足りない。手打ちになっちゃってるんで。 小田:はい。 丸山:あれだとやっぱりボールが右に飛びやすい。もう完全に(打ったボールが)右にいく人の9割の典型の打ち方になっちゃってる。もうちょっと胸をしっかりと回して、クラブと胸が同じように動くようなイメージで練習するといい。いまはもう(スイングが)バラバラになっちゃってるから。 小田:なるほど。可動域を広げるといいんですか? 丸山:簡単に言うならば、バックスイングを上げるときに、左肩が顎にストンとぶつかるまでしっかりと打つ。 小田:あー。 丸山:小田さんはそこまでほとんど回っていないんですよ。最後は右の肩がフォロースルーのときに顎にしっかりとくるまで軸をぶらさないで腰をしっかりときっていく。要するに、ゴルフってほとんど反比例の動きなんですよ。 小田:はい。 丸山:状態が右にバックスイングで回っているとき、下半身はそこまで動かないんですけど、状態が今度は左に振れ始めたときは、下半身はものすごい勢いで左にきっていくわけ。そのときに、きるのも全部体重が右に残っちゃう。だからどうしてもカット軌道に乗ってスライスしやすい。 小田:なるほど。 丸山:本当は右・左・右・左という体重移動がスイング中にしっかりとできてないんですよね。スイングの映像を観ていると、全部残ってる。 小田:残ってるからアッパースイング気味になってるってことですね。 丸山:アッパーというか、大根切りみたいになってるから全部ボールが右に飛んでる。 小田:打つ瞬間に左に体重移動する? 丸山:そうです。(小田さんのスイングは)打つときに腰が引けちゃってる。(体重が)右に残ったまま打ってるからフェース(ゴルフクラブの先端のヘッド部分でボールと接する面)が開きやすい。それを右・左・右・左と体重移動、軸をぶらさず下だけで感じれるようになって回転する。 小田:スイングを一瞬観ただけでわかるんですね。 丸山:だって、単純な病の人ですから。 小田:(苦笑)。 丸山:ゴルファーの(よくある)初期症状だから。これはやっぱり直さないと一生スライスから抜け出せない。 小田:なるほど~。(プロの目は)すごいですね、やっぱり。 丸山:目標スコアの設定はしているの? 小田:とりあえず100です。 丸山:100を切りたい? 小田:本当は去年の年始でちょうど1年やったんで、100を切る約束やったんですけど無理で。半年延長して、もう半年延長して来月が期限なんです。 丸山:なるほど、ちょっと厳しいですね。 小田:ちょっと待ってくださいよ(笑)。現実に戻るのやめてくださいよ。 丸山:いまやることは3ヵ月後に出るから。 小田:そうなんですか? 丸山:僕もそうやって父親に教わったんですよ。自分がいまやっていることは、明日結果出ると思っちゃいけないと。 小田:なるほど。 丸山:3ヵ月、4ヵ月先に結果が出ると思って、いま一生懸命にやりなさいと。100を切れる人って60%もいないらしいですよ。 小田:ほかの人は一生(スコア100を)切れないまま? 丸山:切れない人が多いんですよ。だからその域も結構難しいと言われているぐらいですから。やっぱりそれだけ練習しないと。もうだからね。調子がいいときがあったらちょっと根詰めてやっておくといい。ピアノとかと一緒で指が動かなくなっちゃう。そういうのと一緒でゴルフも感覚のスポーツだから。 小田:そっかあ。(ちゃんと練習をすれば)可能性はあるっていうのはわかったんで。そこをちゃんとやったら伸びるんやなっていう。 丸山:(普段忙しくて)できなかったら、短い素振り用のクラブとか売っているので、それだとどこでも振れますから。 小田:頑張ります。 丸山:最後に2025年の目標を。ゴルフもそうですけど、仕事の抱負とか聞かせていただければと。 小田:目標はほんまに100切りです。来年の中頃には切れるように。 丸山:100切ったらまた番組に来てください。 小田:えっ、いいんですか!? 僕、嘘つく可能性がありますよ(笑)。 丸山:YouTubeで(スコア100切り企画を)やってて、100切ったらそこで騒ぐでしょ? だからチェックしておきます(笑)。 小田:本当にお願いします。それもモチベーションにしながら。 丸山:ぜひ、本当に100切ったら報告しに来てください。 小田:近いうちに来れるように! 丸山:楽しみに待ってます。そして、お仕事については? いまのところ、そんなに変化がないということですけど、それ(現状維持)が一番素敵なことなのかも。 小田:それが幸せなことじゃないですかね。そのことに僕が気づいてないだけかもしれないので、心の持ちようというか、ほんまにありがたいところに身を置いていると思うんです。 丸山:なるほど。 小田:(芸能界の第一線で)それが長く続けられるようにやりたいなと思います。 (TOKYO FM「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」2024年12月28日(土)放送より)