摂食障害公表の遠野なぎこ(44)「病から逃げたい反面すがってもいた」治療中の葛藤を告白
10代からの摂食障害を公表している女優の遠野なぎこ(44)が10月31日、Instagramを更新。“病にすがっていた”という治療中の葛藤を明かした。 【映像】遠野なぎこの近影と円形脱毛症の様子(複数カット) これまでにもInstagramで、自身の体形や食事、また不眠症や円形脱毛症についてなど、ありのままを発信してきた遠野。 10月13日の投稿では「『半年以上ぶりの揺り戻し…』物すごく久しぶりに、過食嘔吐の症状が。ショックだよ」と報告。翌日にも「『まただよ…』きょうも、揺り戻し。過食嘔吐。何がどうなってるんだろうか」と、苦しんでいる様子をつづっていた。 また23日にも「きのうもきょうも、過食衝動が酷くて。ホントに闘いでしかない。過食衝動に負けないように、お薬飲んだ。しっかし、シンドイ病気だなー」と明かしていた。 そして31日の更新では「病にすがる」と書き出し、クリニックを受診したことを報告。「受診したら、誰にも言えない悩みがポロポロと…私は何も感じていないんじゃなくて、感じないようにしてたんだなぁと思った。なぜ、急に拒食症状から過食嘔吐の症状に切り替わったのかも聞いてみた。過食嘔吐の症状が、私の今ある“怒りと不安”を代わりに引き受けてくれているのだそうです」と説明した。 つづけて「私、怒りと不安とか正直そこまでは感じてなかったの…っていうか、向き合うとつらいからなるべく“無”になろうとしてた感じなのかな。特定の事柄に向けてではなく“自分に対しての感情”をね、捨ててた。 逃げてた。じゃないと、壊れちゃうって本能的に感じていたのかな。指摘されると確かに、私は自分に対して不安や怒りを感じていたし…病から逃げたいのに変な話だけど、反面すがってもいた」と、心境を明かしている。 この投稿にファンからは「症状、つらいでしょうね。あまりご自分を責めずにゆったりと暮らしてください」「なぎさんのまんまで良いと思います。ゆっくり過ごしていきましょう」などのコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)
ABEMA TIMES編集部