【写真蔵】一部改良されたジープ ラングラーには、エントリーグレードの「スポーツ」も登場
安全&快適装備を充実させながら価格は引き下げ
日本でいちばん売れているジープ車「ラングラー」が一部改良された。ここでは、新たに設定されたエントリーグレードの「スポーツ」を中心に、そのディテールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】 伝統の7スロットグリルが新しいブラックテクスチャーとなった。スポーツとルビコンではニュートラルグレーメタリックのグリルサラウンドを採用。(全15枚)
ステランティス ジャパンがプロデュースするジープ ブランドで、最も売れている車種が最もヘビーデューティな本格オフローダー「ラングラー」だ。そのラングラーが魅力をさらに高めるべく、一部改良が施された。ラインナップは、アンリミテッド ルビコンとアンリミテッド サハラに、エントリーグレードのアンリミテッド スポーツ(以下、スポーツ)も加わった。 外観では、伝統の7スロットグリルが新しいブラックテクスチャーとなり、顔つきが少し変わった。また、従来のマスト(ロッド)アンテナではオフロード走行時に小枝に引っかかったりするため、フロントウインドーにアンテナをビルトインした。 インテリアはブラック基調となり、スポーツ以外は12ウエイのパワーシートを初採用。インフォテインメントではスマートフォンにワイヤレスで接続可能な12.3インチのタッチスクリーン(ディスプレイオーディオ)を全グレードに標準装備した。 2Lの直4ターボエンジンに8速ATを組み合わせるパワートレーンなどに変更はないが、前後サイドカーテンエアバッグを全グレードに標準装備するなど、安全装備を充実させた。それでいながら全グレードで車両価格は引き下げられ、スポーツは800万円を切っている。ラングラーの人気は、日本市場でもさらに高まりそうだ。
ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4870×1895×1845mm ●ホイールベース:3010mm ●車両重量:1990kg ●エンジン:直4 DOHCターボ ●総排気量:1995cc ●最高出力:200kW(272ps)/5250rpm ●最大トルク:400Nm(40.8kgm)/3000rpm ●トランスミッション:8速AT ●駆動方式:フロント縦置き4WD ●燃料・タンク容量:レギュラー・81L ●WLTCモード燃費:9.8km/L ●タイヤサイズ:245/75R17 ●車両価格(税込):799万円
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