レヴァークーゼンMFヴィルツがチーム活動に合流 ブンデス連覇へ意欲「全試合勝つ」
4週間の休暇を終えて合流
1日(現地時間)、レヴァークーゼンのMFフロリアン・ヴィルツがドイツ南西部ドナウエッシンゲンで行われているチームのプレシーズンキャンプに合流した。 スペインとのEURO2024準々決勝以降、4週間の休暇を終えて戻って来たヴィルツ。「試合結果については精神的にきつかったし、とてもがっかりした」と120分間の激闘の末に敗れたスペイン戦について振り返ったが、母国ドイツでの開催となったEURO2024については良い思い出となっているようだ。 「僕らは、大会全体を通して見せたパフォーマンスを誇りに感じてもいいはずだ。だから僕自身は今回の大会についてポジティブな印象があるし、スペインに敗れたあの1試合だけで気持ちが落ち込んでしまうということはないよ」(ドイツ紙『Bild』より) 既に気持ちは新シーズンに切り替わっている。無敗でブンデスリーガとDFBポカールを制した昨季を経て、レヴァークーゼンはドイツ王者として来季を戦うことになる。 「バイエルンが何人か新しい選手を獲得したね。でも、バイエルンとドイツの他のトップクラブとの差は、過去数年間と比べてもそれほど大きくはないと思う。僕らも誰かの陰に隠れてしまうような存在ではない。全試合勝つつもりだよ。でも、やっぱり一番注目されるのはバイエルンだろうね。ライプツィヒやシュツットガルトも昨シーズンは良いサッカーをしていたし、上位に来そうなチームとの間には僅かな差しかない」 レヴァークーゼンは、17日にシュツットガルトとのDFBスーパーカップを戦い、その後23日に日本代表DF板倉滉らを擁するボルシアMGとのブンデスリーガ開幕戦に臨む。 ヴィルツが言うように近年稀にみる混戦模様となりそうな来季のブンデスリーガの中で、果たしてレヴァークーゼンはどのような戦いぶりを見せてくれるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部