1軍の“主力”になれない…?阪神、出場機会に飢える選手(2)かつてのレギュラー級でも
プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも所属球団の戦力状況により、一軍での出場機会がなかなか得られない選手も少なくない。特に昨季日本一となった阪神タイガースは、投打で充実した戦力を誇る。ここでは、一軍での出場機会が限られそうな阪神の選手を紹介したい。
島田海吏
・投打:右投左打 ・身長/体重:176cm/71kg ・生年月日:1996年2月6日 ・経歴:九州学院高 – 上武大 ・ドラフト:2017年ドラフト4位 昨季は代走や守備固めを中心に101試合に出場した島田海吏。しかし、今季は開幕早々に二軍降格となるなど、苦境に立たされている。 2017年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーはファームが主戦場となったが、徐々に一軍での出場機会を増やした。 2021年はシーズン後半から一軍に定着すると、翌2022年にはスタメン出場の機会を増やし、自己最多の123試合に出場。打率.264(規定未満)、21盗塁の好成績を残した。 昨季は代走や守備固めを中心に101試合に出場したが、打率.145と大きく低迷。今季も開幕一軍スタートを切ったが、4月3日に二軍へ降格。 一軍の代走や守備固めの役割は、植田海や熊谷敬宥といった内外野をこなすユーティリティープレイヤーが担っており、外野手専門の島田にとっては分が悪い状況だ。再びバットで存在感を示し、新たなポジションを確立していきたい。
ベースボールチャンネル編集部