ヤクルト 村上今季初の2打席連続アーチも空砲 先発・山野が1イニング9失点の大誤算 広島に2勝10敗と大きく負け越し
「ヤクルト6-9広島」(26日、神宮球場) 高津ヤクルトが後半戦の初戦を黒星発進。今季の対広島戦は2勝10敗となり、大きく負け越している。 【写真】伊藤コーチも激シブ顔 マウンドを降りる山野 後半戦の“開幕”を託した先発・山野が誤算だった。三者凡退で立ち上がるも、2点の援護をもらった直後の二回。広島打線の猛攻を止められず、1/3の間に9安打と集中打を食らった。1回1/3でのKOは、自身のデビュー戦に並ぶ自己ワーストで、9安打9失点と大きすぎるビハインドを背負った。 少しずつ返してきたい打線は、初回&四回に村上が今季初の2打席連続本塁打を放つ4打点の活躍。球宴でも2戦連発で状態は上向きで、これで“3試合連発”となった。さらに五回にはオスナが適時打を放つなど、2得点を追加。徐々に点差を縮めていった。 前半戦はケガ人続出など浮上のきっかけをつかめずに、最下位に低迷。残り56試合を前に、高津監督は「大丈夫です」と言葉に力を込めていたが…。後半戦も苦しい船出となった。