「愛は勝つ」KANさん、妻・桜子さんが最期の言葉明かす「何言っているのよって…」…2023年11月に死去
TBS系バラエティー番組「まさかの一丁目一番地」が「レコ大&ミリオン曲の元祖を大調査」をテーマに30日に放送され、1990年にダブルミリオンを達成し、世代を超える応援歌として今も歌い継がれる、2023年11月に死去したKANさんの「愛は勝つ」が特集された。 番組には25年連れ添った妻・桜子さんがVTRで出演。KANさんの最期を語った。 2023年3月に「メッケル憩室がん」であることを公表。入院中だった同9月にKANさんの希望で無理を押し通して2人でパリ旅行へ行ったことを明かした桜子さん。「医師にもすごく心配されて…。でも何があっても私が抱っこして連れて帰ろう」と決意の旅だったという。 また「いつもは庶民的なホテルだったけど、その時はものすごくいいところだったので、最後って思ったのかなって…。私を思ってくれたんだなって」と涙をこらえながら語った。 さらにKANさんの最後の言葉が「『守れなくてごめんね』って言われました」と上を見つめた桜子さん。「私は私が(KANさんを)守っているつもりだった。だから『何言っているのよ』って…」と明かした。 そして「肉体には限界があるけど、KANの歌が歌っていってもらえたらいいなって」と願いを語ると、スタジオの斉藤由貴らは涙をぬぐっていた。
報知新聞社