「新たなターゲットをベルギーで見つけた」ヘント移籍が噂されるSTVVのGKシュミット、現地メディアが見解「すべての関係者にとって良い解決策」
今夏にはメス移籍が直前で破談
ベルギー１部のシント＝トロイデン（STVV）のGKシュミット・ダニエルに、同リーグのクラブが関心を寄せているようだ。現地時間12月19日、ベルギーメディア『Voetbalnieuws』が伝えている。 【PHOTO】2023年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち 2019年の夏にベガルタ仙台からSTVVに加入したシュミット。今夏には欧州の複数クラブへの移籍が噂され、リーグ・アンのメスへの加入が迫っていたが、直前で破談となった。結局、STVVに残留したものの、新加入のGK鈴木彩艶に定位置を奪われ、出番を失っている。 同メディアによると、そんなシュミットに対して渡辺剛が所属するヘントが興味を寄せているという。同クラブは、負傷離脱中の正GKポール・ナルディの代役を探しているようで、「新たなターゲットを同じベルギーリーグで見つけた」と伝えている。 ただ、ヘントは財政事情が厳しいようで、記事では「お金に細心の注意を払う必要がある。経験豊富な日本人選手の契約は夏に満了となるため、格安でカナリアを離れられる」と、シュミットがSTVVと契約満了を迎える来夏の獲得の可能性を指摘している。 「STVVはこの夏にシュミットを放出する計画を立てていたが、アンカラギュジュやメスなどのチームへの移籍に関して合意には至らなかった。したがって、ヘントへの移籍はすべての関係者にとって良い解決策となるだろう。 シュミットは若手トップタレントであるザイオン・スズキに次ぐ第２GKであるため、（ヘントに加入すれば）再びプレーできる。ヘントは競争を熟知し、（第２GKの）ダビー・ローフと渡り合える安定したGKを必要としている。 シュミットは近年のベルギーリーグで最も優れたGKの１人だ」 果たしてシュミットは移籍することになるのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
