元全米OP女王対決制し大会初白星、21歳ラドゥカヌが初戦突破「コート適応が大事だった」<女子テニス>
ロスシー国際
女子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)は25日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク168位のE・ラドゥカヌ(イギリス)が同45位のS・スティーブンス(アメリカ)を6-4, 6-0のストレートで破り、大会初白星を挙げ初戦突破を果たした。 【エマ・ラドゥカヌ 選手詳細情報】 元世界ランク10位で2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王であるラドゥカヌ。前週のロスシー・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、WTA250)では今季初のベスト4に進出している。 そして今シーズン芝2大会目となった21歳のラドゥカヌは1回戦、2017年の全米オープンを制したスティーブンスと対戦した。第1セット、互いに2度ずつブレークを奪い合いゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームからラドゥカヌが2ゲームを連取し先行する。 続く第2セットでは安定したサービスゲームを展開し1ゲームも与えず。ラドゥカヌが6ゲームを連取し1時間16分で勝利した。 女子テニス協会のWTAは公式サイトにラドゥカヌのコメントを掲載し「私にとってはコートに適応することが大事だったと思う。イーストボーンでプレーしたことも、このセンターコートでプレーしたこともないし、コートごとに少しずつプレーの仕方が違う。最初は、自分にとってベストなプレーの仕方や自分のプレーを活かす方法を見つけようとしていた」と語った。 勝利したラドゥカヌは2回戦で第2シードのJ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。今大会の上位4シードは1回戦免除のためペグラはこの試合が初戦となる。 同日には第6シードのD・カサトキナ、世界ランク32位のK・ボールター(イギリス)、同33位のE・メルテンス(ベルギー)、同35位のK・ムチョバ(チェコ)、同87位のA・クルーガー(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。
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