「子どもの前ではやめて」海やプールで“露出度の高い水着”を着ることについて激しい論争が勃発...オーストラリアでは際どいビキニを禁じたビーチも
ビーチで好きなものを着る権利
2024年2月には、オーストラリアを代表する若者の音楽ベンチャー『Youth Music Venture festival』の創設者でもあるイアン・グレイス氏が『Gold Coast Bulletin』紙に掲載された書簡の中で、ゴールドコースト市長にきわどい水着を禁止するよう嘆願したため、この激しい論争が勃発。 ボディスーツブランドの「Barr Body and Swim」の創設者であるレベッカ・パスク氏を筆頭に、オーストラリアのゴールドコーストでGストリングビキニの禁止を求める声に抗議デモが行われ、ビーチでGストリングを着用する女性や少女は“自分自身を安っぽくしている”と発言したことに対し、同コミュニティは反発している。そして#freethepeachと名付けられたデモには、数十人の地元の人が集まり、最も露出度の高い水着を着て「ビーチで好きなものを着る権利」を訴えた。 パスク氏はインタビューに対し、「子どもたちや若い女の子たちに、何が適切で何が適切でないかを教える必要がありますが、それは家庭から始まるもの。ビキニの全面禁止は決して解決策にはならない」と述べている。 またグレイス氏の発言に対しては、「性差別的で時代遅れ」との声も多く寄せられたという。