本田真凜、引退発表から7ヵ月「私だから聞けることもある」スポーツ取材に充実感 演技の仕事にも意欲
◆「私だから聞けることもある」スポーツ取材に充実感 演技の仕事にも意欲
――競技生活からの引退を発表されたのが今年の1月。この半年(取材当時)はどんな日々でしたか? 本田:めちゃくちゃ濃くって、まだ半年なのかというのが正直な気持ちです。でも、日常生活の中であれほどの緊張感を味わえることってないので、時々試合が恋しくなったりしますね。あの一喜一憂も試合に向けて競技者としてやってるからこそ体験できることだったんだなって…。 ――3月には世界フィギュアで現地キャスターを務められました。 本田:緊張しました!(笑) 坂本花織選手など練習から取材に行かせていただいたので、一対一で詳しい目標を聞けるわけじゃないですか。そこから実際に試合で演技を見て、自分の試合以上に緊張しましたね。 ――『すぽると!』へのご出演など、スポーツに関連したお仕事は今後も続けていきたいですか? 本田:そうですね。自分だからこそ選手の皆さんに聞けることもあると思いますし、取材をしていて逆に質問していただくこともあったりするのですが、それがすごくうれしくて。さまざまなスポーツのいろいろな選手のことを知れるのはすごくためにもなりますし、もっとこういう知識を取り入れたいという向上心もあるので、今後もできるだけ挑戦していきたいです。 ――先ほど「今年は泣く演技を」というお話がありましたが、望結さんのように演技のお仕事への意欲はいかがですか? 本田:あります! すごく興味があって、フィギュアスケートも表現するという部分では近い部分もあるのかな?と思うので頑張りたいです。自分が自分で保てているというか(笑)、皆さんが想像する私でいられる間は、そういった活動をしてみたいと思っています。 ――お忙しい毎日かと思いますが、今ハマっていることはありますか? 本田:パスタ作りにハマっています。ペペロンチーノが好きで、激辛が食べたいけど物足りないなぁと思って、鷹の爪をいっぱい入れたいってことから始まって。レシピを見ただけで作ったのですが、とんでもなくおいしくて! それからハマって7種類くらい作りました。たらこパスタが得意です。 妹もおいしいって言って食べてくれてます。そういう喜んでいる顔を見るのが本当に大好きで、妹達にはついついいろんなものを買ってあげたりしちゃいます(笑)。 ――(笑)。それでは、最後に公演を楽しみにしているファンのみなさんへメッセージをお願いします。 本田:私自身も再演できることがすごくうれしいですし、昨年以上にさらにパワーアップしたものをお届けできるように頑張りますので、楽しみにしていてください! (取材・文:田中ハルマ 写真:高野広美) 『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』は、LaLa arena TOKYO‐BAY(千葉県船橋市)にて9月7日・8日開催。