エアコンは「つけっぱなしの方がお得」と聞いたことがありますが、本当でしょうか?他にも電気代を節約する方法はありますか?
出典:ダイキン工業株式会社「mission5-1『つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!』」を基に筆者作成 日中(9時~18時)ではつけっぱなしにした方が、夜(18時~23時)ではこまめにオンオフした場合の方が電気代は安いことが分かります。 ただし、エアコンのつけっぱなしが節約につながるかどうかは、外気温やエアコンの使用環境により異なりますので、今回の結果は目安として参考にしてください。
エアコンの電気代を上手に節約する方法
エアコンにかかる電気代をおさえるためには、次のポイントをおさえるといいでしょう。 ・設定温度は高めにする ・エアコンのフィルターをこまめに掃除する ・サーキュレーターを併用する ・遮熱効果の高いカーテンをつける まず、設定温度はできるだけ高め(夏場は28度前後、冬場は20度前後)に設定するといいでしょう。設定温度と外気温の差が少ないほど、エアコンの消費電力は少なくなります。 また、フィルターの掃除もこまめに行うことで電気代の節約につながります。フィルターが汚れていると風の通りが悪くなり、エアコンが余計なエネルギーを使ってしまうのです。メーカーによると、フィルターを定期的に掃除するだけで、エアコンにかかる電気代を年間で1万円以上節約できることもあります。 一般的に冷たい空気は低い場所にたまります。エアコンの風向きは上向きにすると広範囲を冷やせますが、サーキュレーターを併用することで、下にたまった冷たい空気を部屋全体に効率よく循環させることが可能です。 さらに、断熱効果の高いカーテンやブラインドを使用することで、外気温の影響をおさえることが電気代の節約につながります。
外気温によってはつけっぱなしの方がお得になることもある
エアコンをつけっぱなしにすることが節約になるかどうかは、外気温やエアコンの設定温度などさまざまな要因が影響します。猛暑日や気温が低く寒い日にはつけっぱなしが有効な場合もありますが、比較的過ごしやすい日や夜間では逆効果になることもあるのです。 エアコンの使用にあたっては、設定温度の見直しやフィルターの掃除などを行うと電気代の節約につながるでしょう。ご自身の環境に合わせた最適なエアコンの使用方法を見つけて、無駄な電力を削減し効果的に節約を行っていきましょう。 出典 ダイキン工業株式会社 mission5-1「つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!」 パナソニック株式会社 つけっぱなし運転はおトク。夏のエアコン節電ポイント 公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A Qカタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部