【今季無冠が決まった川崎。リーグ終盤戦で求められるもの(1)】佐々木旭が話す「少しでも恩返しができるように」の意味。鬼木監督の言葉と一致した“自分への矢印”
試合後のロッカールーム。うなだれる選手たちへ向けて、川崎フロンターレの鬼木達監督が檄を飛ばした光景だけは覚えている。実際にどのような言葉をかけられたのか。右センターバックで先発フル出場した佐々木旭が打ち明ける。 ■【画像】試合後に悔しさが爆発……川崎フロンターレ、敗退後の選手の姿■ 「話はあったんですけど、頭に入ってこなくて……」 脳裏を駆け巡っていた悔しさが、自分自身へ募らせた不甲斐なさが、佐々木の耳をふさいでいた。ホームのUvanceスタジアムにアルビレックス新潟を迎えた、13日のYBCルヴァンカップ準決勝第2戦で0-2と完敗。2戦合計1-6で敗退が、そして今シーズンの無冠が決まった直後のひとコマだった。 敵地・デンカビッグスワンスタジアムで、9日に行われた第1戦を1-4で落としていた。11月2日に国立競技場で待つ決勝へ進むための条件は、選手全員の頭のなかに入っていた。迎えた31分。与えてはいけない先制点を奪われてしまった。 左サイドでのスローインをつなごうとした直後に、新潟のボランチ宮本英治がカット。ワンタッチで前方にいたトップ下の長谷川元希へつなぐ。川崎の選手たちのほぼ全員が前がかりになっていた状況で、最終ラインの裏ががら空きになった。
■「悔しいけど、力不足だった」
長谷川はすかさず走り込んでいったMF小見洋太へスルーパス。必死に戻ってきた佐々木だったが、小見のワンタッチシュートにほんのわずか届かなかった。 「もちろん3点で同点だったと思っていったのが、あと4点を取らなきゃいけなくなった。それでも全然下を向くことはなかった。とにかく、第1戦を含めて自分たちで試合を苦しくしてしまった。悔しいけど、力不足だったと感じています」 新潟との180分間をこう振り返った佐々木は、その胸中に期する思いを脈打たせていた。天皇杯を制した昨シーズン。両チームともに無得点のままもつれ込んだPK戦を、8-7で制した柏レイソルとの決勝で佐々木はピッチに立てなかった。 先発はおろかベンチ入りも果たせず、国立競技場のスタンドでの応援に回っていた佐々木は、流通経済大から加入して迎えるプロ3年目への誓いを立てている。 「今シーズンは何としてでも、タイトル獲得にかかわって終わりたいと思っていたのですごく悔しい。ただ、2試合合計で6失点している。自分が出ている間に6失点もしていたら勝てない。無失点で抑えられるような選手になりたい」 今シーズンのリーグ戦ではここまで、累積警告による一度の出場停止を除いたチーム2位タイの31試合に出場。同2位の出場時間2533分をマークするなかで、センターバックだけでなくサイドバックでもフル回転してきた。
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