【山口天気 朝刊11/29】きょう29日(金)も度々気まぐれな雨…雷や「ひょう」にも注意 週末はようやく天気持ち直す
●きょう29日(金)も冬型気圧配置 上空に強い寒気が居座る ●大気の状態が不安定 気まぐれな雨とともに場合により「あられ」や「ひょう」の心配も ●週末は冬型緩み天気持ち直すが 日曜夜は一時ぐずつく所も ==========
山口県は、夜中も沿岸部中心に度々強い風を伴いながら、その強い風に乗って気まぐれに雨雲が流れ込む、時雨模様の天気が続きました。
気圧配置は西高東低=冬型で、上空に強い寒気が居座ることで、きょう29日(金)も不安定な空模様が続きます。
風は、西から徐々に北西方向に少々変わりつつも、やや強めに吹きやすく、度々雨雲が流れ込みやすい時雨模様の天気は続きそうです。雷雲が発生する可能性も高めで、局地的に、あられやひょうが降る可能性もあります。車は可能なら屋根のある場所に停めるなどの対策も心がけると良いのでは、と思います。
きょう29日(金)は、特に日本海側ほど頻繁に冷たい雨が降りやすい天気。瀬戸内側も、少し明るい空となる時間もある一方で、気まぐれなにわか雨にも注意が必要な状況が続きます。海上は高波にも、ご注意下さい。また、基本的に県内では空から降るのは冷たい雨ですが、標高が高い山では、一部雪が交じることもあるでしょう。
最高気温は、12月中旬から下旬並みにとどまる所もあり、傘を持つ手もかじかむような寒さ…雨、風が加わって、いっそう体感的な寒さも増してきます。しっかり暖かな装いを心がけましょう。
週末は冬型の気圧配置は緩み、落ち着いた天気が戻る見込み。土曜日は日中、晴れ間が十分期待できる所が多くなり、日曜日も昼過ぎまでは晴れたり曇ったりで、防府読売マラソンも良いコンディションの中でレースが展開されそうです。ただ、日曜日の夜は気圧の谷の接近で、少し天気がぐずつく可能性があります。 空模様が落ち着いても、週末も空気は師走らしい冷たさで、来週もしばらく晴れたり曇ったりですが、冬への突入を実感するヒンヤリ空気の日々となるでしょう。 (KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)