【マイルCS馬体診断】ナミュール
「マイルCS・G1」(17日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真集】チャンピオン候補は?マイルCS出走馬の馬体をチェック 【ナミュール B】 昨年の覇者で、今年の安田記念でも2着に入った実力馬。今回は5カ月半ぶりだが、多少腹回りに余裕がある印象だ。あばらが前走時に比べると見えなくなっている点で、皮膚が厚ぼったい。それでも前腕部と下腿に血管がでているように、若干の緩みと言える。上腕の筋肉が落ちてはいないし、トモの筋肉も丸みを帯びている。腹部と尻を見ると毛ヅヤがピカピカだし、体調は良さそうだ。体長と体高からマイル戦がベストで、気配は良好だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介) 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F56秒1-40秒2-12秒1(G強め)を記録。しまいを伸ばす形でゴール前は好反応を示し、目立つ伸び脚を披露した。中間の調整も順調で好仕上がりだ。