佐々木朗希のメジャー挑戦、元同僚サイ・ヤング賞左腕は活躍に太鼓判 3球団の名を挙げ「自分としては」
米ニューヨーク・ポスト紙は10日(日本時間11日)、ロッテ・佐々木朗希投手(23)がポスティング(入札)制度を用いて今オフにメジャー挑戦するための手続きを開始したと同球団が発表したことを受け、今季佐々木と同僚だった2015年サイ・ヤング賞左腕のダラス・カイケル投手(36)がメジャーでの活躍に太鼓判を押していると報じた。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 電話取材に応じたカイケルは、佐々木と話をしたことがあるメジャー球団として「超が付く本命」と報じられているドジャースに加え、ニューヨークに本拠を置くヤンキースとメッツを挙げた。 「ニューヨークの2チームに関しても、彼と話をした。だが、自分としてはドジャースが有利だと思う。大谷翔平と山本由伸がいるし、ダルビッシュも17年に在籍してプレーオフで投げたからね。この連中がいるから(日本は)どこでも朝はテレビでドジャースのニュースを流しているしね。だから、ピンストライプ(ヤンキース)とメッツの話はしたが、中地区のチームの話は出なかったな」 また、「『ドジャースは(佐々木と)既に取引を交わしている』といううわさは、いくらか耳にしたことはある。自分がベガス(ラスベガスのスポーツブック)だったら、間違いなくドジャースを本命に推すだろうね。だが、分からない。その話については(佐々木と)話したことはないからね」と明かした。 同紙も「業界内で、ドジャースは超が付く本命で、既に佐々木が入団することで話がついているのではないかともささやかれている。山本、そして特に大谷と契約したことで、ドジャースは『日本の新たなチャンピオンチーム』になった」とし、カイケルの「少しは(日本で)ヤンキースの帽子も見たが、いたるところでドジャースの『D』マークの帽子やシャツを見掛ける」とのコメントを紹介した。
中日スポーツ