「すごくスキルが高かった」 避難所の運営支援に水道工事 被災地での名古屋市の支援に密着 南海トラフ地震への備えにも【大石が聞く】
(名古屋大学 福和伸夫 名誉教授) 「一方で名古屋市は、これでいっぱい勉強させていただける。逆にここで勉強したことによって次がしのげる。名古屋にはずっと災害が来ていないので練習不足」 (名古屋市の担当者) 「地域のつながりが元から形成されていたから、ここまでうまく運営がされていると思う。大都市ほどつながりが薄いので、何かしらの対策が必要」 (避難所運営の統括責任者 飯田 伸一さん) 「たまたまここに来てくれたのが名古屋市チームで、われわれ名古屋チームで良かったなと」 (名古屋大学 福和伸夫 名誉教授) 「末永く仲良くしていただけると」 (大石アンカーマン) 「名古屋でまたこういった震災があるかもしれませんから」 (統括責任者 飯田 伸一さん) 「すぐ応援に駆け付けます」 七尾市では2月28日時点で、19の避難所に約650人が避難生活を続けていて、今後も様々な支援が必要です。 ■水道が大きな被害 まだ断水の地域も 3/1で発災から2か月となった能登半島地震。各地で大きな被害となったのが水道です。七尾市では、一時市内全域が断水。2か月が経ち、約80パーセントの世帯で水道が復旧しましたが、未だ断水の地域もあります。 こうした中、水道の復旧も名古屋市の支援業務の一つ。ドローンを飛ばして、修復が必要な漏水箇所を探します。 (名古屋市上下水道局 髙倉俊夫さん) 「この辺にちょっと筋みたいな水の跡がある。多分この上から漏れているんですが、このくらいだったら修理せずに、しばらく様子見でいける」 能登では、住宅だけで無く水道管の耐震化も遅れていたため、被害の拡大につながりました。改めて備えの大切さを印象付ける形となっています。 (名古屋市上下水道局 山口 泰さん) 「水は必要不可欠なので、少しでも早く断水が解消できるように復旧作業を進めています ■七尾市の小学校の避難所には段ボールハウス 一方、市内の小学校に設置された避難所では…。 (大石アンカーマン) 「失礼します おー広いな~。机を置いてもまだ居住空間がある」 名古屋工業大学の北川教授が開発した段ボールハウスが、ぎっしりと80個置かれてありました。
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