不認定のIRに「関心がある」と国アンケートに回答 県は「再チャレンジは難しいが…」【長崎】
10日に開かれた県議会の総務委員会で県は、カジノを含むIR=統合型リゾートへの関心を問う国のアンケートに対し、「関心がある」と回答したことを明らかにしました。 これは、県民会議の小林克敏議員の質問に県企画部のIR室長が答えたものです。 アンケートは観光庁が各都道府県宛に送ったもので、質問内容は「IRに関心があるか」のみだったということです。 IR室 湯川亮一室長 「県としては現行制度では一般にIRへの再チャレンジは相当程度難しいと認識しているが、県内の市町や民間等の動きを注視しながら必要に応じて意見交換を行うなど適切に対応したいと考えていて、今回は関心があると回答した」 IRをめぐっては県と佐世保市がハウステンボスへの誘致を目指していましたが、2023年末、国から不認定を受けました。 認定されたのは大阪府のみで、国はその後、再審査についての方針などを示していないため、県は再チャレンジについては慎重な姿勢を見せています。
テレビ長崎