【挑戦】女性初のF2戦闘機パイロット 過酷な訓練…日本の空を守る『every.特集』
「(敵が)いたいた、これこれ」 水越さん 「レーダーで敵のグループを捉えた。方位40、距離14マイル、高度4000フィート」 「撃て、撃て、撃て、もう1機いるぞ」 パイロットの“戦場”は、海面ギリギリから、1万メートルを超える高さにまで及びます。瞬時の判断が「命」に直結する大空の世界。一瞬の気の緩みも許されません。
その後も、地上でフライトを再現できるシミュレーターを使い、課題と向き合います。 自分が成長することで若い世代にとっての道しるべに──。 水越美紗貴2等空尉(27) 「訓練に臨むこと。(自分自身が)知識も技量も身に付けていくことが、パイロットを目指す子たちにもいい影響を与えるのではないか」 日本の空を守るため、水越さんは今日も操縦かんを握ります。 (5月1日『news every.』より)