ペットとのクルマ旅も安心!12Vクーラー搭載の人気キャンピングカーを初披露【CARGoodsPress】
汗をかけない犬にとって車内の暑さは大敵。あっという間に熱中症にかかり生命を落とすことも。だから愛犬家は車内では犬を留守番させない。これが常識だ。 【詳しく画像を見る】UTONE500(ボディカラー:ホワイト) しかし、その常識に真っ向から立ち向かうキャンピングカー「UTONE500 12Vクーラー搭載モデル」が、創業60年の老舗キャンピングメーカー・アネックスから登場。2024年10月5日(土)~6日(日)に開催した倉敷キャンピングカーフェスタで展示を行った。
同モデルは、標準装備のカーエアコンとは別系統で、エンジン停止中でも稼動できる12Vクーラーをリア正面に設置。ベース車はトヨタ ハイエースワイドミドルバンスーパーGLで、大型犬でものんびり寛げる広さだ。 12Vクーラーの効果は絶大で、外気温28℃~35.5℃の環境下における実験では、事前にカーエアコンを使用しない状態でエンジンを停止し、約7時間の温度変化を確認したところ、車内温度は22±1℃を長時間維持。外気温より最大12.8℃も低い環境が保たれた。 これなら、ランチタイムやちょっとした買い物時に、犬や猫を車外に連れ出して灼熱の地面を歩かせたり、真夏の店外につないで待たせたりしなくても済む。ペットにとって快適な環境のままお留守番を頼める。
12Vクーラー搭載車の電源設備は2種類。「クーラーパッケージ」は、12Vクーラー専用外部電源口とポータブルバッテリー電源口(コンバーター含む)、断熱加工が施され、サブバッテリーは非搭載。自身で外部電源かポータブル電源を使用する必要がある。 対して「クーラーパッケージプラス」には、200Ahのリチウムイオンバッテリー(100Ah×2個)、外部電源装置(20Aチャージャー)、100Vコンセントを装備する。 そして、UTONEの最大の特徴がロングスライドレール。セカンドシート、サードシートを前方にスライドさせると広いスペースとなり、運転席側にはUTONE専用の蓋付TPボックス(オプション)収納があり、出し入れにとても便利だ。ヒッコリー天然無垢の床材(オプション)は使えば使うほど味が出るので経年変化も楽しめる。 耐久性があって、土足のままで使えるのも便利だ。