ミュージカル「SIX」日本キャスト版取材会に出席した鈴木愛理

歌手で女優の鈴木愛理（30）が7日、大阪市内で行われたミュージカル「SIX」日本キャスト版（2025年3月7～16日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ）の取材会に出席した。 16世紀の英暴君ヘンリー8世に振り回された元王妃6人が、自身の壮絶な人生を音楽にのせて、「誰が一番悲惨な目にあったのか」を競うために歌い踊る80分間ノンストップのミュージカル。鈴木は、前恋人との密会を疑われて斬首された5人目の妃キャサリン・ハワードを、豊原江理佳（28）とダブルキャストで演じる。 「ミュージカルに出るのが小学校4年生以来でほぼ初めてと言っていいほど久しぶり。〝とりあえず体力！〟と思ってジムに通い始めました」 もともと、幼稚園に通っていたころから歌手志望で、「父（プロゴルファーの鈴木亨、58）の試合について行くと、クラブハウスでおもちゃのマイクを取り出して、勝手にライブを開催していたそう。大人になってからシニアの試合を見に行くと、その時代を知ってる方ばかりで恥ずかしい」と苦笑した。 アイドルグループ、℃－uteに所属していたころからミュージカルが大好きで、「SIX」も最初はYouTubeで見て「なんだ、これは！？」と衝撃を受け、日本キャスト版のオーディション開催を知ると「受けたいですって〝好き〟があふれてるまま」受験して合格。ロンドンにもプライベートで足を運んで「『SIX』の空気」を直接体感してきた。 「不安しかないです。でも、クラシック・アプローチではなくポップス、ロック寄り。これまで培ってきたものと合体して成長できれば。実際いまはワクワクが先行してて、毎日サントラを聞いてます」 最も楽しみにしているのは、出演者中最長の7分間のソロナンバー。 「最終的に『パワーもらったぜ！』って帰ってもらえるショー。私がこの世界に入りたいと思った要素が全部詰まってます」と力説した。 東京公演は2025年1月31日から2月21日までEXシアター六本木。