【プレビュー】前節に連勝がストップした浦和。再び連勝街道に入っていくために首位・町田撃破に挑む | Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは5月25日から26日にかけて第16節が開催。埼玉スタジアム2002では浦和レッズとFC町田ゼルビアの上位対決が行われる。
少しばかり勢いが止まってしまった浦和と好調を維持する町田の上位対決だ。 浦和は前節ジュビロ磐田との一戦で連勝が『3』でストップした。互いの守護神が見事なセーブを見せる中、後半に入り68分にセットプレーから先制点を奪取した浦和としては、そのまま逃げ切れればベストだった。しかし、ゴールから3分後に一瞬の隙を突かれて失点。得点後の気をつけたい時間に失点したことで、そこから勝ち越し点を奪えないまま試合は終了。1-1のドローとなった。 加えて、22日のJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦では退場者を出す難しい展開を強いられると、最終的にV・ファーレン長崎に0-1の惜敗。プレーオフラウンドに進出することができなかった。3連勝中はチームの総合力を見せることができていたが、再び難しい状況に陥る可能性がある。 そうならないためにも、今節の結果が大事になってくるだろう。対戦相手は首位の町田と相手にとって不足はない。現状を打破してさらに上にいくためにも首位撃破といきたい一戦だ。注目したいのはエースのチアゴ・サンタナだ。やはり苦しい時は得点を奪えるストライカーの働きが大きな意味を持つ。チームを勝利に導くゴールに期待したい。 一方、町田は安定した戦いを披露し続けている。前節は”東京クラシック”でライバルの東京ヴェルディと対戦。難しい試合になることが予想された中、前半から得点を重ねると、最終的には堅守に加えて大量リードを奪う爆発力を見せて5-0の大勝を飾った。これにより得失点差でもリーグナンバーワンの数字を叩き出すことになり、首位にも返り咲くことに成功した。 この勢いをさらに増していくためにも上位対決ではしっかりと勝ち点3を手にしたいところだ。今節はボランチの主力である柴戸海が浦和から期限付き移籍中のため出場できない。そこをいかに埋めていくかは一つのポイントか。攻撃面で注目したいのは藤尾翔太だ。パリ五輪世代のアタッカーは前節、2つのゴールを奪取。ここまで5得点はチーム2番目の数字でさらに得点増加が期待される。7月のパリ五輪のメンバーに選ばれるためにもさらなる活躍は必須。今節も得点やアシストに期待だ。 互いに欲しいのは勝ち点3のみ。両者の激闘が注目される試合は26日16時キックオフだ。